ミッシングリンク

Otheruseslist古生物学および犯罪における用法ガンダムシリーズの作品の機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク機動戦士ガンダム サイドストーリーズ日本の高速道路における未整備区間ミッシングリンク 日本の高速道路メカニカルパズルの1つミッシングリンク パズル同名のプロレスラーデューイ・ロバートソン日本のボーカル・グループMissing Link同名の自転車部品ミッシングリンク(自転車部品)

出典の明記date2008年1月

ミッシングリンク(Missing-link)とは連続性が期待されている事象に対して、非連続性が観察される場合、その比較的顕著な間隙を指す。

概要

生物の進化を例にした場合、それを乱暴要約すると、種族A種族B種族Cの順に進化する過程があったとする。その過程で、この種族の形は次第に変化するが、Bを飛ばしてAとCを見比べると、その間に劇的な変化が発生しているようにみえる。

このとき、その劇的な変化の中間位置すると推測できる種族Bがどのような存在であったか、また、そもそも種族Bという存在があったのかどうかすらまったく不明な状態において、そこから仮定されるBがミッシングリンクである。別パターンとして、種族Cという存在は確認されているが、それ以前の始祖がどのような形態であったのかが不明なケースもある。

古生物学におけるミッシングリンク

ファイルMissing link hominidpngthumb中間型化石発見され、ミッシングリンクが埋められていく様子

古生物を扱う分野において、ミッシングリンク(失われた環鎖)とは、進化の途上に位置する、発見されていない中間形の化石のことを指す。ただし学術用語ではない。学術的には未発見の中間型化石などと呼ぶ。

通常、古生物の化石は進化過程のうちの一部分しか発見されず、ゾウウマのように各進化段階で多くの化石が発見され、進化の様子がはっきりしているものは例外的である。生息した時代が古い種は化石が発見されにくく、ミッシングリンクになりやすい。一方クジラやコウモリのように、比較的時代が新しい種でも、その属する綱 分類学綱(この場合は哺乳綱)の基本型から大きく外れた形態のものは、両者をつなぐ中間的な形の化石がほとんど出ず、ミッシングリンクを生じる例が多い。

これは往々にして進化論の疑問点ないし急所として反進化論者の攻撃対象になる。それに対する一つの反論は、陸棲生物が水棲生活や飛翔生活に適応するなどの大きな進化は、地理的条件などによって隔離された比較的小さな集団内で起こり、新しい適応的遺伝形質も短期間で集団全体に広がる。そのため、変化した系統と元になった系統の接点となる種の化石は個体数・生息した地域・時期が限定されるので発見されにくいというものである。

ある生物の中間型化石が見つかっていないから、---(冗長な記述)---と言って、既に見つかっている他の生物の中間型化石が否定されるわけでもなく、その事実だけで進化論全体の妥当性は否定されるわけではなく、---またある生物の断片的な中間型化石がいくつか見つかったからという理由で、---それは見つかっていない他の多くの生物の中間型化石の存在を肯定するものではなく、その化石だけで---進化論全体の妥当性を判断することはできない。進化論の証拠物件の一つである中間型化石も、他の分野の科学の証拠物件と同様、科学的方法で(この場合は統計的な有意性という観点で)扱われるべきである。

人類類人猿の中から500600万年前に分岐して直立二足歩行するように進化したと考えられている系統であるが、分岐の直後については化石証拠が乏しくミッシングリンクとされている。また、どのような環境に適応して進化の途についたのかも諸説あり結論を得るには至っていない。

チャールズ・ダーウィンダーウィンが進化論を発表した1859年当時は、進化の過程を裏付けるサルと人類の間の中間種の化石が発見されていなかった。ダーウィンは、1871年に発表した著書の中で将来、必ずヒトとサルを結ぶミッシングリンクが発見されるに違いないと述べており、その後の発掘調査によって猿人(アウストラロピテクス)、ジャワ原人や北京原人(ホモ・エレクトス)、ネアンデルタール人、クロマニヨン人などの化石人類が発見されている。

20世紀末には分子生物学進歩により、人類は500 - 600万年前頃にチンパンジーの祖先と分岐した可能性が示唆されており、またこの時期に近い時代のものと推定されるオロリン・トゥゲネンシスオロリン、サヘラントロプスなどの化石も発掘されている。

関連項目
進化論
進化生物学

断続平衡説 アメリカの古生物学者 スティーヴン・ジェイ・グールドSJグールドとナイルズ・エルドリッジNエルドリッジが提唱した、生物は適応放散などで(地質時間から見れば)ごく短期間のうちに進化が進み、そして安定状態になるという説。つまり中間種は絶対数が少なく化石にのこりにくいと考える。

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Category仮説
Category古生物学
Categoryミステリ